上海蟹
上海蟹の最高ブランド、陽澄湖産。中国飯店では関係者が上海に駐在し、
定期的に陽澄湖まで行って仕入れています
上海蟹。
中国の秋の味覚の代表、上海蟹。学名は中国モズクガニと呼ばれ、普通の蟹にくらべて味に深みがあります。特にその蟹ミソは濃厚な味わいがあり、一度食べるとやみつきになってしまいます。上海蟹の中でも最高のブランドとゆえば何といっても、陽澄湖産!!そこで獲れる蟹は比較的大きく、ぎっしりと身がつまっていて、蟹ミソも存分に堪能できます。
食べ頃。
上海蟹は普通6月に脱皮し、水が冷たくなる9月下旬から身が締まり始め、風味が増します。9月から10月は産卵前で卵を体に持ったメスがおいしくなる時期。また11月になるとメスは味が少し落ちる代わりに、ゼラチン質のチュウチョウセンをもったオスがおいしくなります。特に11月の最初の一週間は、メスオス両方おいしい貴重な期間です。
- 上海蟹の最高
ブランド陽澄湖産。
中国飯店では関係者が上海に駐在し、定期的に陽澄湖まで行って仕入れています。組織が痛みやすい上海蟹を最高の味に調理するために、獲れ上がったばかりの陽澄湖産上海蟹を週ごとに空輸しています。陽澄湖は上海から揚子江を西に60キロさかのぼった場所にある湖です。そこで獲れた蟹は湖岸に浮く漁船の上で1ハイづつヒモで十字に縛られて箱に詰められます。なぜ縛るかというと、箱の中で動き回って痩せてしまったり、共食いを始めてしまったりするからなんです。輸送にはスピードが要求されることと日本で皆様に食べていただくまでに鮮度を保つために、一度に大量の空輸はできません。しかしそうした努力によって、中国飯店では良質の上海蟹を食べることができます。なぜなら毎週陽澄湖まで行って船の上で荷詰めされたばかりの蟹を最短時間で日本まで運んでいるからなのです。
食べ方。
上海蟹のもっとも一般的な食べ方は、蟹を丸ごと蒸して、しょう油・黒酢・砂糖・ショウガを混ぜたタレで食べるシンプルな方法。なんといってもこれが上海蟹の濃厚な味を一番堪能できる食べ方でしょう。中国飯店の場合良質で大きいサイズの蒸し上海蟹が食べられます。(下記)※
上海蟹の姿蒸し(2Lサイズ) 5,400円~
上海蟹の姿蒸し(3Lサイズ) 8,640円~
上記の価格は目安でございます。蟹の価格は仕入時期により変動しております。また店舗により上記より上質な蟹を取り扱ってるため、上記以上の値段になる場合がございます。そのほかにも上海蟹のコースもご用意いたしております。中国飯店の蟹コースはただ単に上海蟹の料理をふんだんにおだしするだけのコースではありません。濃厚な蟹の味を最大限に味わえるよう、コース内容には細心の注意がはらわれております。